ツネマツの製材

構造材及び造作材

杉・唐松・赤松・桧・栗(国産材)の構造材及び造作材製材から仕上げ加工まで行います。

  • ・四面モルダー 最大の厚さは250mm、最大巾は490mmまで加工可能です。
  • ・超仕上げ機 最大加工巾は300mmです。
  • ・サンダー 最大仕上げ厚さは100mm、最大仕上げ巾は610mmです。
  • ・取扱い商品は、SD(スチーム&ドライ)乾燥(低温乾燥)ですべて処理され、水分を管理しています。
  • ・SD乾燥は材を選びません。
  • ・取扱い商品の95%は乾燥木材です。
  • ・どんな寸法でもご相談下さい。
  • ・広葉樹(ケヤキ、クリ、サクラ等)の框、上がり板、カウンター、天板の取り扱いもございます。
  • ・造作材用に栂、スプルース、欧州赤松、米松、米杉、米ひばも扱っております。
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    杉構造材

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    唐松フローリング

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    唐松

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    桧大径材

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    椹(サワラ)

SD(スチーム&ドライ)乾燥

当社では、SD乾燥で様々な材に対して最適な乾燥を行います。

・乾燥工程
 ①蒸煮を行い芯まで熱を通し材を引き締めて割れにくくし、水分を表面に出しやすくし、同時に成長応力も一緒に軽減します。
 ②天然乾燥で表面の水分を飛ばしまし含水率30%前後まで落とします。
 ③材の大きさ、樹種の違いによりこの工程を何度か繰り返します。
 ④低温除湿乾燥機で40度~48度の温度範囲で目標含水率まで下げ仕上げをします。
 ⑤最後にコンディショニング(乾燥応力除去)を行い、温度を下げてから出庫します。
 ⑥材の厚さにより養生期間を最低二週間以上もうけ養生します。
 ⑦終了後、それぞれの加工場へ送られます。

■資格
公益社団法人 日本木材加工技術協会認定 木材乾燥士 常松久義
(登録番号 第1060号)平成2年取得

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    左が蒸煮室、右が低温除湿仕上げ乾燥機

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    熱処理終了後の木材

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    天然乾燥

県産フローリング(受注生産)

当社では、乾低温乾燥処理(含水率8~10%)による県産フローリングを作っています。
下記が主な加工形状ですが、その他のサイズも製造可能ですので一度ご相談ください。

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熱圧処理床板

■杉(表面熱圧処理も可能)
・長さ1,820~3,800mm 厚35×巾135 ハタラキ 節付

■杉の特性
・軽くて、柔軟性があり、加工が容易。
・多孔質なので、断熱性や調質性に優れている。
・柔らかな芳香性があり、リラックス効果を生み出す。
・防腐効果がある。
・VOC(揮発性有機化合物)を吸着しやすい。
・二酸化窒素を吸収する。
・板目は水を透さない。
・柾目は適度に水を透す。

唐松

■唐松
・長さ1,820~3,800mm 厚30×巾105 ハタラキ 節付
・長さ3,800mm 厚15×巾105ハタラキ節付

■唐松の特性
・針葉樹の中ではズバ抜けた強度を持っている。
・水に強く腐りにくい。
・細胞間に空気層があるため足の裏に温かさを感じる。
・程々の硬度があるため刃物切れが良い。
・表面の水をはじきやすい。

赤松

■赤松(エンドマッチ加工有り)
・長さ600~2,000mm 厚18×巾150 ハタラキ 節付

■赤松の特性
・材面は穏やかで優しい色合い。
・経年変化で艶が出て深い琥珀色になっていく。
・強度が高く耐久性に富んでいる。

桧

■桧(エンドマッチ加工有リ)
・長さ600~2,000mm 厚18×巾150 ハタラキ 節付

■桧の特性
・材面は淡いピンクで華やかな芳香性がある。
・木目が美しく針葉樹の中では際立った高級材。
・防腐、抗菌効果が高い。
・耐久性や耐水性に富んでいる。

栗

■栗(エンドマッチ加工有り)
・長さ600~2,000mm 厚15×巾105 ハタラキ 節付

■栗の特性
・重厚で弾力に富み、木目が美しい。
・水湿によく耐え材の保存性は極めて高い。

高次木材加工

木材の加工を承ります。

・四面鉋盤・7軸モルダーを主体に構造材・造作材・化粧材の仕上げ加工まで行います。
・加工図及び指示図により加工いたします。

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大規模木質構造建築物の設計・施工

戦後植林された杉は今年で60年生以上になり、かなりの大径木に育ってきております。
この材を有効に使っていく事で、森林資源の循環機能を維持していかなければなりません。
折からの公共建築物木材利用促進法により、構造、及び造作工事に木材が使われる機会が増してきております。
弊社も1990年より大規模木質建造物の建て方に携わってきました。
集成材は勿論ですが、無垢の大径材を使った小屋組み等、木材の長所を最大限に生かした構造体が可能になってきました。
又パネル化したCLT(Cross Laminated Timber)の利用等により木質建造物の可能性がますます広がってきております。

施工実績

1992年 3月 宮城県 丸森町ゲートボール場676㎡
1993年 3月 長沼町 屋内ゲートボール場704㎡
1993年 3月 宮城県 柴田町資料展示館「恩源閣」1,103㎡
1993年 5月 宮城県 志波姫町御駒堂集会所200㎡
1994年 1月 宮城県 鳴子町上野スキー場レストハウス511㎡
1994年 3月 宮城県 柴田町産業展示会館185㎡
1994年 3月 西白河郡 表郷村鶴子山公園休養施設275㎡
1994年 3月 宮城県丸森町 天水舎269㎡
1994年 3月 岩瀬郡天栄村 屋内運動場986㎡
1994年11月 岩瀬郡天栄村 リゾートスキー場レストハウス236㎡
1995年 3月 熱塩加納村 三ノ倉スキー場レストハウス485㎡
1995年 3月 白河市 白河幼稚園140㎡
1995年 8月 棚倉町 多目的文化センター「倉美館」生涯学習棟606㎡
1995年10月 遠刈田町 株式会社日本道路東北支店住宅231㎡
1996年 1月 宮城県仙台市 社会福祉法人ありのまま舎142㎡
1996年 3月 西白河郡表郷村立表郷小学校屋内プール上屋166㎡
1997年10月 双葉郡葛尾村 ゲートボール場585㎡
1997年11月 岩瀬郡岩瀬村 白方幼稚園690㎡
1997年11月 宮城県仙台市 君ヶ丘公園トイレ工事72㎡
1998年 3月 県民の森オートキャンプ場「フォレストパークあだたら」
管理棟・コテージ棟・コテージ・キャンプサイト用家具
2,350㎡
1999年 9月 県立矢吹病院「天風寮」1,250㎡
2001年12月 郡山私立安積第二小学校屋内運動場912㎡
2002年 3月 地域用水環境整備事業羽鳥湖地区 木柵工・東屋・シェルター工事
2003年 3月 西袋中学校屋内運動場上屋1,270㎡
2004年 3月 須賀川市立柏城小学校児童館300㎡
2004年 7月 福島県農業研究センター本部整備事業(屋外施設1建築)工事725㎡
2005年 3月 中島村立中島幼稚園1,650㎡
2008年 3月 鏡石町栄光こども園660㎡
2009年 3月 ターシャの森認定子ども園プリムラ学園611㎡

西袋中学校屋内運動場

合成ユニットによる「斜交曲面格子梁」が特徴の体育館です。
屋根を支える本体架構の素材は、国産材で且つ、安価で地元で手に入りやすく「地産地消」の考え方から杉材を選択し、構造は「斜交曲面格子梁構造」と言って、杉の芯持ち単材(120×120)を9段重ね木ダボで止めた梁を3.5m弱の格子状に組み、柔らかな直線近似の曲面を構成しています。
全体の仕上は、床のブナフローリング、壁・天井の杉材等、木を豊富に使用し、壁の珪藻土、コンクリート打放し、塗装材、断熱材等使用材料を厳選し、自然にやさしい素材を使うことを一つのコンセプトとしています。
木の持つ特性(暖かみ、やさしさ)を活かしたアリーナは、スポーツや集会を親しく且つやさしくうけとめてくれる中学校の体育館です。
設計:保坂陽一郎建築研究所

  • Nishibukuro

    合成ユニットによる斜交曲面格子梁

  • Nishibukuro

    西袋中体育館全景

  • Nishibukuro

なかじま幼稚園

エントランスに特徴のある野趣味あふれた幼稚園です。

  • Nakajima
  • Nakajima